介護職の扶養内のパート勤務でよく聞く悩みに、勤務時間の負担があります。残業が多い、夜間のオンコールがあるなど、契約した勤務時間以上に働かされるケースです。自分で行える対処法としては、業務の効率化を図って短時間で仕事を終わらせ、残業を回避する工夫を行うことです。しかし、自分の力では、どうしようもないことも多いでしょう。
このような場合は、上司に相談することをおすすめします。一人で悩みや不満を抱え込まないことが、問題解決のポイントだからです。黙って我慢していたのでは、事態はいつまでたっても改善しません。勤務時間だけに限らず、仕事内容など雇用契約と実際の労働環境が異なる場合は、職場に申し出ることが大切です。不満を抱いたまま働き続けるとストレスがたまりますし、後々トラブルに発展することもあります。ただし、あくまでも冷静に相談・話し合いを行いましょう。
上司も同じような悩みを経験していることも多く、解決策の提案や説明を受けるなどして、納得できる場合もあるでしょう。しかし、話し合いをしても上司が理解してくれず、改善が望めない場合は、転職を検討することをおすすめします。このようなトラブルで悩まないためにも、雇用前に仕事内容をきちんと確認しておくことが重要です。面接時に残業の有無などについて質問し、不安を解消しておきましょう。そして、雇用契約書をしっかりと読み、納得してから雇用契約を交わすことです。
勤務時間や業務内容などを把握せずに契約すると、残業過多などで悩みを抱えることになりかねないため、確認は必須です。